「あけましておめでとうございます~♪」この年になると、書く事はあってもはっきり口に出すことはなくなったなぁ、なんて思う今日この頃。
さて、新年っ。2007年。昨日は宣言どおり行ってきた!!初日の出見物!!お隣り、群馬県まで高速飛ばして!!
……だって、だってウチの県は周りをすべて高い山々に囲まれていて(本当に360度ぐるりと一週途切れる事なく峰が続いてるのよ)、登山をしないと初日の出が綺麗に見えないのだ。…いや、実は、頑張って登るか!!…って話もあったんだけどね。この時期の素人登山は死と隣り合わせだよねぇ……。さすがにヤメ。
そして、新年最初の日。早朝五時。まっくら。気温はマイナス5度。寒いけれど去年は二ケタマイナスだったのでまだ良い方なのかな。初日の出を見に行くなんで初めてじゃん?!とか、朝から菓子をボリボリむさぼりながらやたらと高いテンションで友人達とナビを頼りに目的の神社までドライブ。
日の出まであと40~50分という、予想より遥かに早い時間に無事到着したのだけれど……やっぱりソコには落とし穴が~~~~!!!!!
我等の眼前に立ちはだかったのは、小規模ながらも、山。上へ上へと、木々の中へ向う急坂道な参拝道。更に!!山の上の方~の、木々の合間にチラホラと見え隠れする階段らしきもの!!!
『まさか、アレ、登ってくんじゃないよねぇ……』揃いも揃って同じような角度で薄暗い空を見上げた私達の間で、誰かが漏らした言葉だった。
それから30分後。会話をする余裕はもうなかった。
「ぜ~」
「は~」
「しんどい」
「つらい」
「足痛っ」
「喉痛っ」
「なんでっ、」
本当に、何で正月早々私達はこんなっ、こんな~~!!!!
階段の数は100段を超えた(そこで数えるのをヤメタ)。しかも幅が狭く、段差が大きい。後ろに反ればひっくり返ってドミノ確実。灯りといえば、階段の両脇を飾る岩塩のランプのみ。
それはそれは、厳粛な空気に包まれた、趣のある良い神社だったのだけれど。
ともあれ、無事全員揃って初詣も済ませる事ができ、いざ!!初日の出を~!!と思ったら、頂上では木々が邪魔して見れない!!!!刻々と迫る日の出。赤くなってゆく空。急げ急げ~!!とガクつく足を引きずって山道を駆け下りる(階段は登り専用。下りはS字が続く山道)。
しかし、山道を迂回した甲斐があってか絶好のポジションを発見!!!呼吸を整え、水分補給をしながら日の出を待つ。
7時ジャスト。赤い点がポツリと見えたかと思うと、そこからこぼれたように空へ、地へ、広がってゆく灯り。小さな点だった太陽は、やがて大きな丸へ、姿を変えて行く。
綺麗だった。ほんの数分だったけれど、本当に綺麗な、日の出だった。
色々あったけれど、今年も良い年になりそうだvと心から思えた初日の出見学ツアーだったvvv
今年もよろしく、お願いしますvvv